革の町トスカーナで長年馬具作りを行って来たボルドリーニ。
一切の妥協を許さない厳選された革や金具に加え、全ての工程を職人達が手作業で行う(手縫い)優れた物作りがこのブランドの最たる魅力。
仕事にも休日にも使えるトートバッグ、それはシンプルであればある程洋服の個性が重要になりますが、バッグの個性に特徴があると、シンプルな装いでも光るスタイルを作り上げてくれます。
このトートバッグはまさにスタイルを”バッグから”作り出してくれる一作です。
A4サイズがスッポリ収まる高い収納力と特徴的なデザインは、Boldriniが考える実用性とデザインの融合から生まれた美しい形状。
手に持っても肩に背負っても使えるハンドル、そしてしっかりとしたハンドルの立体感は手に握った時にしっかり手のひらに収まってくれる丸みのある形状。
袋部はシークレットマグネットを介した天ファスナーの開閉式で、中は3層にコンパートメントされています。
中央にはファスナー式の荷室、その両脇には直ぐに取出し易い荷室がそれぞれ備わっています。
両脇はスナップによって留められており、これらを開く事により荷室が横に広がる他、デザインとしても違った魅力を作ります。
(両サイドに張り出したファスナーエンドの部分はこれらの箇所に合わせた長さとして作られていますが、デザイン的な役割も担い、外に張り出した状態でも内側に入れてしまう状態でも形作れるようになっています。)
中身がコンパートメントされている事とファスナーによって、プライバシーが守られる等、日常の用途に適している他、週末での一泊二日程度のお出かけならば最低限の荷物が収納可能で、ビジネスから休日のお出かけまで幅広く使える実用性が魅力です。
革の表面には予め極微な凹凸面を施し、傷などから守られる役割を与える等、実用性の高さも意識した革を使い、日々の使用に耐え得る堅牢性も同時に感じさせてくれます。
特にビジネスユースの方にとっての懸案事項の一つでもある「自立するかどうか」についても、このバッグは革質と共に縫い方によって、四隅がしっかりと立ち、底鋲と共に「日々仕事で使いたい」と言う方にも安心して使う事が出来ます。
(書類、ノートPCやモバイルなどが収められる収納性も魅力です。)
シッカリとしつつも柔らかさのある革の表情、そして各部に緻密に縫い込まれたステッチには、Boldriniが革や使用するパーツの選定にも厳しいことが判ります。
ライニングは耐久性のあるコットンの専用ライニングで(Boldriniのライニングはレッドで統一されています)、表色と中色のコントラストが美しく、Boldriniらしさが溢れる仕上がりになっています。
確かな作り、完成された形、革質、緻密な作業、Boldriniのバッグは、原材料や職人の技術など全ての条件が揃って初めて魅力的に映ります。
オンオフ問わず、コンサバティブな装いからカジュアルな装いまで、様々なスタイルに取り入れ易いお勧めのバッグです。
常に多くのブランドから輩出されているレザーのトートバッグですが、鞣しから生産までの全ての工程を職人によって行うバッグとしては、”非常にコストパフォーマンスが高い”一点と言えます。
注意事項
直射日光、雨や高温多湿はなるべく避けて下さい。
カラー
キャメル系カラー
素材・生産
牛革
※イタリア産の原皮を使い、イタリア国内で職人達の手で作られ、伝統技法によるトスカーナ手工業による製品です。
イタリア製
サイズ
(単位:cm) |
サイズ | 横 | 高さ | 奥行 | |
ONE SIZE | 41- | 34.5 | 13.5-14 | |
※横幅は底面の横を計測しています。
※採寸は平置きにて細心の注意を払い計測しておりますが、商品特性等により個体差や若干の誤差が発生する場合が御座います。 予めご容赦下さい。
付属品
専用布袋
スタッフによるコメント
Boldriniのラインナップには非常に沢山の形があり、またそれらに対して使用する革質が用意されています。(ブライドルレザーやバケッタレザー他)
このバッグではバケッタレザーが採用されています。
見た目のデザインが魅力的で、両サイドの張り出しもデザインの一つになっており、張り出しが気になる方は内側へ折り返して使う事も出来ます。
またスナップを外して開口部を広げると、デザイン的にもバルケッタ(舟型)になるなど、異なるデザインを楽しむ事が出来るなど、男性のバッグには少ない”デザインコンシャス”なバッグです。
革、そして作りの妙で、ここまでデザインが凝っているにも関わらず(パーツを多数使っているにも関わらず)、重みを感じないBoldriniらしい軽い仕上がりです。
収納量、デザイン、軽さ、全てがレザーのトートバッグにとって備えられた、非常に完成度が高いバッグです。
手作業で作られるバッグとして、この価格はコストパフォーマンスが高いの一言です。