イタリア、ナポリのボトムス専業ブランド”DEVORE Incipit”(デヴォレ・インチピット)は、デザイナーの”Marco Re”(マルコ・レ)とナポリのパンツメーカー”Defra社”が立ち上げ、多くのパンツメーカーが海外に生産拠点を移す中、自らの企画した生地を生産できるクォリティとマーケットでの適正な価格で提供しています。
Marco Reは”Brando”や”Boglioli”、”Tonello”をはじめとする数々のブランドのディレクションやコンサルタントに携わり、コットン生地の企画や製品染めに長けており、DEVOREを代表する”Solaro(ソラーロ)”生地は彼がオリジナルで企画し作られています。
またミリタリーにも精通しており、非常に多くのアーカイブを保有し、随所にミリタリーの素材やディテールを取り入れています。
DEVOREが新たに注力している”ジーンズ”のラインナップは、大きく分けて、レギュラーフィットとスリムフィットの二つのシルエットがあり、それらに異なる素材や色、加工の違いを多数揃えています。
中には他ブランドとのコラボレーションを生み出す等、決して派手さは無いものの細部のディテールに拘りを貫いているDEVOREらしさが感じられる物が在ります。
このモデル”ROMA SLIM”は細身の立体的なテーパードシルエットがベースになっています。
細すぎず、太すぎず、程よいテーパードが如何にもイタリア人らしいテイストです。
このジーンズでは、ブラックを長年穿き続けたかの様な風合いを見せる為、ストーンウォッシュなどのリアルな加工によって、見事なグレートーンの色合いが作られています。
生地はコットン100%のデニム生地を使用し、縦横に立体感のある筋状の色落ちなど、細部まで非常に丁寧な仕上がりで、生地自体に凹凸感のある、柔らかくもあり、しっかりとした素材(凡そ12oz程)になっています。
DEVOREのジーンズで注目に値するのが、前後のポケットの位置と形状で、フロントポケットはカーブがより円形に近く、また手を下げた時に自然に手が入り易く、股上の長さに対して無理のない適正な位置に設けられています。(実際に着用すると実感します)
ヒップのポケット位置も、やや下方向に位置する為、男らしいシルエットが作られています。
リベットやボタンは専用の物が作られており、このジーンズではシルバー色のリベット、ボタンが採用されています。
裾の程よいダメージ加工、腿の前後や膝のシェイドも自然な色落ちの加工、またレングスについてもアジア人に最適なレングスに仕上がっています。
DEVOREのジーンズは、ボトムス専業ブランドらしいシルエットや細部への拘りが多く詰め込まれた類稀な一本とになっています。
※ジップフライ
カラー
加工のあるライトグレー
素材・生産
コットン100%
イタリア製
サイズ
(単位:cm) |
サイズ | ウエスト | 股上 | 股下 | 裾幅 |
44 | 38.5 | 24.5 | 75.5 | 17.5 |
46 | 40 | 25 | 76.5 | 18 |
48 | 42.5 | 25.5 | 78.5 | 17.5 |
※採寸には平置き実寸を行っており、細心の注意を払い行っておりますが、商品特性等により、僅かに誤差が在る場合が御座います。
付属品
無
スタッフによるコメント
DEVOREの魅力は何と言っても決して表面には表れない細部への拘り。
それらはジーンズでも活かされており、普段なら見過ごしてしまうような部分にも、しっかり手が届いている事を実感させてくれます。
また、レギュラーモデルのGOLDとシルエットがほんのり変わるROMA SLIMは、よりシャープにジーンズを穿きたい方や、ジャケットをよりスタイリッシュに合わせたい方等にもお勧めです。
このグレーカラーは濃淡の具合が絶妙で、DEVOREが意図している着用感のあるグレーがリアルに表現されています。
触れた瞬間に判る立体感や生地のヤレ感など、加工も見事で、春夏のジーンズとしてお勧めな色、素材に仕上がっています。