ドルモア（Drumohr）は1773年、ジェームス・パターソンによってスコットランド ダムフリースの地で設立されました。
ジェームス・パターソンのモノ作りへのこだわりと、スコットランド式紡績への情熱は、創立者の孫であるジェームス・アレキサンダーロバートソンに受け継がれ、伝統は未来へと継承されていくことになります。
1800年代の初頭、ビジネスの拠点をダムフリースから約5マイルほど西に位置するロシュルットンのドルモア農場に移し、この「ドルモア」という土地の名前から取り、ブランド名を「Drumohr」にしました。
ドルモアの特徴は、徹底的にこだわったそのディテールにあります。
ひとつひとつの商品のカットや手触りによって最高の着心地を約束してくれるのです。
Drumohrが世界で初めて考案したシームレスニットは現代でも風合いが変わることなく、どの商品を着てもすばらしい着心地を提供してくれます。
200年以上もの伝統は、最新コレクションにも脈々と受け継がれ、クラシックなテイストを崩すことなく、今のトレンドを取り入れ新鮮なスタイルを数多く生み出しております。
2001年に1912年創業のイタリアのニット会社Cioccaグループが「ドルモア」ブランドを買い取りました。
革新的で創造的なビジネスとスコットランドの職人の技術と伝統を融合することにより、ブランドイメージを再び活性化し、ブランドポジションを明確化しています。
仕様
シンプルでベーシック、そしてクラシックな魅力を今に伝えるDrumohr。
これまでDrumohrのウィメンズは日本での展開が無く、当店では代理店様の協力のもとウィメンズニットのオーダーが適いました。
メンズのニットラインナップに比べ、女性らしいシルエットが多く、また糸や編地に妥協のないDrumohrらしいハイグレードな物づくりはウィメンズのニットにも存分に生かされています。
このニットは、ミドルゲージのジーロンラムズウールを使用し、一見するとクルーネックの様にも見え、また衿だけに目を向けると、ファネルネックの様に見える、凝った衿型を持つ一着です。
緩やかな曲線を使って作られる全体のシルエットは、ホールガーメント製法によるもので、縫い目のない自然な着心地が適えられています。
また袖はロングリブを取り入れ、腕をホッソリと綺麗に見せてくれる等、ミドルゲージのニットのデメリットの一つでもある着膨れ感を解消しています。
また全体のバランスが非常に良い為、ボトムを選ばずスタイルしやすい点も魅力で、衿の特徴を使ってインナーにシャツを合わせたり、スカーフを入れたり、或いはコートのインナーとして使う等、シンプルなデザインに見えながらも細部に凝ったディテールを持っている為、ありきたりなニットで終わらないのも、このニットの特徴です。
更に使用されている糸は一般的なラムズウールに想像されるようなものとは異なり、上質で限られた地域でのみ紡がれるジーロンラム（オーストラリア、ジーロン地方の子羊）を使用している為、柔らかくふんわりとした軽さのある毛質と、カシミア等と並び高い保温性を持つ事も欠かせない魅力の一つになっています。
常に高品質な糸を用い丁寧に編まれるDrumohrのニットはクラシカルなだけではなく、厳選された糸の選択によって生まれる極上の触り心地や色の味わいによって、安心感とラグジュアリー感を体感させてくれます。
Drumohrのウィメンズにしか存在しない特別なディテールの一着です。
カラーはホワイトになります。
※色違いあり
素材
ウール100％（ジーロンラムズウール）
イタリア製
SIZE
XS：肩幅約--�� / 着丈約56�� / 脇下身幅約45�� / 袖丈49�僉箆堂爾�ら袖先まで）
S：肩幅約--�� / 着丈約57�� / 脇下身幅約46�� / 袖丈約50�僉箆堂爾�ら袖先まで）
M：肩幅約--�� / 着丈約59.5�� / 脇下身幅約48�� / 袖丈約50.5�僉箆堂爾�ら袖先まで）
※素材特性による自然な伸縮性が御座います。
（採寸には平置き実寸を行い、細心の注意を払い行っておりますが、商品特性等により僅かな誤差が発生する場合が御座います。予めご理解下さいます様お願い申し上げます。）
付属品
無
補足
質感：ジーロンラム特有のふんわりとした感触と弾力性に富んでいます。
スタッフによるコメント：日本は展開のないDrumohrのウィメンズは、女性らしさを醸し出す様々なディテールが魅力の一つになっています。
このニットもまた袖や裾の特別なリブ編みによって（強いリブではなくデザイン上のディテールとしての意味合いが強いリブです）、女性らしいシルエットを作り出し、またレイヤードも楽しめる特別感のある一着になっています。
