Agnelli & Sonsではコンセプトに由来する車や大人のライフスタイルに着想を得ながら、それらにリンクしたスタイルを提案しています。
国内屈指のシューファクトリーに依頼して作り上げたこのローファーは、Agnelli & Sonsが継続展開している定番型(6501)をベースにアップデイトしたニューモデルです。
細部へのこだわりはそのままに、掬い縫いのモカを乗せモカに変更し、よりシャープで美しい表情を作り出しています。
アッパーにはイタリアのILCIA社のRADICA、通称ミュージアムカーフを採用し、その特徴でもある雲のような模様が美しく表情を作り出しています。
ILCIA社は1930年代から続くトスカーナ地方のヌメ革専門のタナリー(親会社”Vecchia Toscana Group S.p.a”)で、潤沢な原皮の中から厳選した上質な物のみを使用し様々な皮革を生産しています。
その特別な原皮をトリノのファクトリーで歴史と共に受け継いだ技術を持つ職人によって、格の高いミュージアムカーフへと生まれ変わらせています。
その美しいマーブル模様は職人達の手で丹念に仕上げられている為、一つ一つに表情が異なり、これらの魅力がより味わい深い物へと変わります。
更に今回の新作ではそれらに更に磨きを与え、美しい光沢と絵画のような色ムラが、より魅力的でクォリティの高い物に見せています。
オンオフ問わず、どんな装いにも合わせ易いベーシックでスタイリッシュなデザインに、質の高い革、表情が作り出す個性は、落ち着きと共に履く人の嗜みをも想像させる特別な物になっています。
木型はこれまで同様EB社のEdwardをベースにしており、ソールはブレイク製法(半マッケイ、半グッドイヤーウェルト)を行い、ヒールは下方向へ向かいテーパーするピッチドヒールを採用しています。
また美しいシルエットを作る特徴的なフィドルバックは、靴のウエスト部分を美しくクビれさせた、”バイオリンの首元”の様に造形した美しい仕上がりです。
更に縫い糸を伏せるヒドゥンチャネル(伏せ縫い)や半カラス仕上げなどの仕上げも美しく仕上がっています。
履き心地はこれまでのモデル同様、長時間の立ち姿でも疲れ辛く、履き込むごとにフィット感を感じて頂ける物になっています。
--ILCIA社 Radica Calfについて--
ILCIA社はトスカーナ地方の大規模なヌメ革専門のタンナー”Vecchia Toscana S.p.a”を親会社に持ち、潤沢な原皮の中から特に源泉した上質な原皮のみを使用し、特別な皮革生産を可能にしています。
1930年代から続く歴史と技術を受け継いだILCIAの職人達がトリノの工場で、原皮を格の高いボックスカーフやミュージアムカーフへと生まれ変わらせ続けています。
中でもRadica(ラディカ)は通称ミュージアムカーフと呼ばれ、キメ細かな美しい革を、雲のようなムラに染め、それらは全て手作業で一枚一枚染色されています。
また表面を磨く事でガラスのような美しい光沢が顕れ、より魅力的な表情を生みます。
カラー
ダークブラウンとミディアムブラウンの色ムラ模様
素材・生産
アッパー:イタリアILCIA社Radica Calf使用
ソール:レザーソール
日本製
サイズ
(単位:cm) |
サイズ | アウトソール | 最大甲幅 | ヒール |
6 | 26.6 | 9.3 | 2.5 |
6H | 27.2 | 9.6 | 2.5 |
7 | 28 | 9.6 | 2.5 |
7H | 28.3 | 9.9 | 2.5 |
8 | 29 | 10 | 2.5 |
8H | 29.5 | 10.2 | 2.5 |
(※採寸は平置きにて細心の注意を払い計測しておりますが、商品特性等により個体差や若干の誤差が発生する場合が御座います。 予めご容赦下さい。)
<サイズ対照表>※UK1をご参考下さい。
付属品
箱
スタッフによるコメント
このローファーを最も美しく見せてくれるミュージアムカーフによって、もともとエレガントな作りである乗せモカが光沢と色の美しさをより引き出しています。
濃い目のブラウンと明るめのブラウンが色ムラで顕れ、履き続けるごとに表情は味わい深くなり、また磨きをかける事でより光沢が増し、色の表情も更に奥深い物になります。
(仕上時に更に磨きをかけている為、既に光沢はかなり顕れています)
嗜みを連想させるこの靴の表情は、男性(紳士)にとってオンオフ問わず常に履きたくなる、お勧めの一足です。